「地域力増進枠特別助成」は、助成のあり方の見直しの一環として、潜在化した地域課題や即応の対応が求められる課題に的確に取り組み、地域の福祉に具体的な変化をもたらす事業を支援するため、平成30年から実施しています。
中央共同募金会では、「赤い羽根福祉基金」」の取組みの一環として、『赤い羽根福祉基金2025年度新規事業助成』を実施することとなり、助成事業を公募しています。
社会情勢のさまざまな要因による物価高騰や新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、生活福祉資金コロナ特例貸付の償還が2023年度から開始されましたが、引き続き、生活再建が困難な方が数多くいます。借受人の中には償還免除等の手続きが行えていない人や、支援が必要な状態であっても自立相談支援機関等の相談窓口につながっていない人もおり、こうした人々に支援を届けていくためにも、多機関が連携した相談支援やアウトリーチなど支援に繋がるためのきっかけづくりが求められています。
本会では、赤い羽根ポスト・コロナ(新型感染症)社会に向けた福祉活動応援キャンペーンの一環として本助成を実施し、そのような生活にお困りの方への生活相談時に配布する食料や日用品の整備、これらの配布を通じたアウトリーチ等の活動を対象に支援を行います。
地域における多様な福祉関係ニーズに迅速に助成することによって、地域福祉の向上を図ることを目的としています。